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においに敏感な人は感情にも敏感?

「Psychological Science」誌の2009年9月号に掲載された研究によると、においに敏感な人は他人の感情に対しても敏感だという。

動物の世界でにおいが重大な役割を果たしていることは、これまでの研究でよく知られている。繁殖相手やライバルの体内で生じる微妙な化学的変化を検知できるかどうか、その能力が生死を分けることがある。

しかし人間の場合、においはそこまで死活的な存在ではなく、むしろ快適さや満足感に関係するものとなっている。例えば、古今東西のさまざまな文学作品の中に、においの描写が登場し、においと感情のつながりを豊かに表現している。

アメリカのテキサス州にあるライス大学の社会化学者デニス・チェン氏はこういった文学作品からインスピレーションを受け、においと感情の間に本当につながりがあるのかを検証した。

「においと感情は、身体上の機能や構造の面で密接な関連性を有している。脳の部位の中で嗅覚をつかさどる嗅脳(きゅうのう)は、感情をつかさどる情動脳(じょうどうのう)と重なり合っており、情動脳の発達に大きな貢献をしてきたと考えられる」とチェン氏は話す。

女性は男性と比較して嗅覚が均質的であり、感情のシグナルに敏感だといわれている。

そこで、チェン氏の率いる研究チームは、大学寮の二人部屋に住む22組44人の若い女性に対して、就寝着用に同じTシャツを配った。実験の方法は、一晩着たTシャツをにおいだけで判別できるかというものである。

被験者の女性たちにそれぞれ3枚のTシャツを与え、「そのうちの1枚はルームメイトが着たもので、残りの2枚はほかの大学生が着たものだ」と知らせる。そして、ルームメイトが着たTシャツを当てるように求める。

その後、被験者の女性たちは、妥当性が実証されている情緒的感受性を測るテストを受けた。

実験の結果、ルームメイトが着たTシャツを正しく選択した被験者は、後の情緒的感受性テストで高得点を獲得する傾向がはっきりと認められたという。

研究チームは、「においの感覚と感情は脳内の同じ部位に由来するものだ」と結論付けている。

以上が記事の内容なんだけど、においに敏感な人は感情にも敏感というのは、なんだかわかる気がします。

ただ、実験の仕方が体臭実験とは…、フェチっぽいやり方だなぁと感じましたが…

そうえいば、加齢臭といえば、「=オヤジ臭」として言わてしまいますが、実は女性にも加齢臭はあるのです。しかし同年代の男性に比べるとにおいが格段に少ないため、女性の加齢臭が気にされることは少ないようです。

これは、男性ホルモンと女性ホルモンの働きが異なるためだと考えられていて、女性ホルモンは酸化抑制効果があるために、脂肪酸が酸化しにくいという性質があるとのことです。そのため、女性ホルモンの多い女性は、加齢臭の元となるノネナールというにおいの成分が少ないため、加齢臭のにおいをほとんど感じないとのこと。ただ、女性も閉経などにより、女性ホルモンが少なくなると、ノネナールの発生は増えるため、加齢臭が強くなる場合があるそうです。

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