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上に立つ者の道三十二箇条

「上に立つ者の道三十二箇条」は、故 岩澤正二氏(元東洋工業会長)が、人の話や古典などを参考にして、実体験を通して得た三十二箇条を自らの戒めのためにまとめたものである。岩澤氏は、故 安岡正篤先生の高弟であった。

また、この三十二箇条は、旧住友銀行の副頭取時代に、部下たち(支店長たち)に指導者の指標として示していた。上司としてどうあるべきか?、多くの示唆が含まれている。

戒めとして書かれていることの中で、やってしまっていることはありませんか?

1 むかうところを明瞭に示せ。

2 信を他の腹中に置け。

3 虚心坦懐、光風霽月、是を是とし、非を非とせよ。

4 褒める時褒め、叱る時叱る。忘れたり、遠慮したりするな。

5 権謀は無策に劣る。巧詐は拙誠にしかず。

6 功を部下に推し、責を身に引け。

7 金銭に恬淡たるべし。

8 自然に導くを得ば、上の上なり。

9 己に薄く、人にあつく、己に厳に人に寛たれ。

10 長所を見て人を使え。人は誰し長所を有す。

11 愚痴と立腹と厭味とは人の上に立つ者の大禁物、言いたきことあるも堪え得る雅量あるべし。

12 為すべきことを為すために、いかなる情実も、いかなる困苦もこれを排し、断乎としてなすべし。

13 みだりに難きを責むるな。但し、泣いて責むべき場合あり。

14 自分がまず研究して、確信を得よ。

15 広く意見を徴すべし。部下の話は熱心に聞け。

16 部下の人事に熱心なれ。人の世話はよくしてやれ。

17 その労するところを知り、よく、これをねぎらえ。

18 寡黙重厚、従容自若、眼眸厳正、挙措端正。

19 よく休ませ得る者は、よく働かせ得るものなり。

20 人のことをわがこと程に思え。

21 努めて失意逆境にある人を引き立てよ。

22 自他の職域を守り、これを尊重せよ。

23 知らざることは、あくまで知らずとなせ。

24 少なく言い、多く行え。

25 絶えず研究して一歩先んぜよ。

26 少疵(小さい失敗)をもって大功を没すべからず。

27 部下に威張るな、部下の機嫌をとるな。至誠一貫、正々堂々。

28 外柔内剛、柔らかくとも一節あれ。

29 事をなすには、腹をきめてかかれ。

30 上に立つ者は、部下をして己の最大の保護者たることを感ぜしめよ。

31 自分一人にて事をするな。任せて人を使え。ただし、監督を怠らば、仕事をする人に張り合いがなくなる。

32 象徴を高く掲げ衆心一致、精神の統一をはかれ。中心の引力はあらゆる手段をつくして強固ならしむべし。

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