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優秀な部下は上司の誇り

Photo_3 『課長の誇り、部長の誇り、そして経営者の誇りというのは、やはり自分より優れた人材を育て上げることだと思う。たとえば自分が育てた部下が会社の中で中心的な存在になっていく。 ” あいつは俺の下にいたんだ。俺が指導したんだ ” と思えることが上司の誇りではないだろうか。それは部下の才能を引き出すことができた満足感でもある。』

これは、「上司の哲学 - 部下に信頼される20の要諦 」 江口克彦(著) PHP文庫 ¥1000(税込)の一節である。

これを読んで、「こんな上司なんているかよ」って思った方いらっしゃいませんか?

こう思った方は、残念ながら、いい上司にめぐり会っていない方だと思います。

じゃ、自分は?と言えば、最初の上司がこんな感じでした。

現在の自分があるのは、この上司のおかげだと思っています。

では、どんな上司だったかと言えば、

①.部下に隠し事がない上司だった。→ 部下に守秘能力があることが前提です。

②.「自分の考え方を判っておいてくれ」と部下に対して期待感を持っている上司だった。

③.自分が頼んだ仕事を部下が理解して結果を出してくれることに対して、上司として満足している気持ちが部下にも伝わってくる上司だった(まるで、上司自身の実力を部下の成長で確認しているような感じだった)。要は言われたことだけをやる部下には満足しない上司だった。

新卒で入社して、最初の上司が、上記の「上司の哲学」の一節に似た上司であったことは、自分にとって幸せなことだったし、この上司のことは尊敬している。

この上司とは、4年間、上司と部下の関係であったが、実は、4回しか仕事外の酒席を共にしていない。なぜなら、仕事の中で互いに考え方が判る信頼関係になっていたから、酒の力を借りてまでやり取りする必要なかったのです。

だから、「よく部下を飲みに誘って、夜遅くまで付き合わせている上司」を見るけど、付き合わされている部下は可哀想だと思うね。裏を返せば、仕事の中で部下に自分の考えを充分に伝えていない証拠だと思うからです。

若いときに、いい上司に出会えるか、出会えないか、ということは、その後の部下の人生にとって与える影響は大きい。

極論で言うけど、正直なところ上司が腹の中で何を考えていようとそれは関係ない。

ロクに部下に、仕事上の自分の考えを伝えもしない、部下は好都合に利用するものとしか思っていない上司に気付いて欲しいこと、それは、部下の思いというのは、上司との仕事の係わりの中で自分が生かされている、仕事ができているという充実感を自覚できるかどうかなんだ。そういう関係なら、部下は上司対して信頼もするし、上司を助ける努力をするものである。

ところで、世の中に、「優秀な部下は上司の誇り」と思っている上司がどれぐらいいるのだろうか?

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コメント

 私は会社勤めから独立しましたが、上司というと、あまりいい思い出がありません。
 でも、その嫌な上司に鍛え上げられたから、何とかいまもやっていけているのかなと思います。
 部下は上司に能力がないのはすぐに見抜きますし、その上司から指示されるのもイヤなものです。
 私が会社を辞めて独立したのもイヤな上司がいたからであって、辞めて本当に良かったと思ってます。

投稿: チェーホフスカヤ | 2009年5月26日 (火) 01時06分

チェーホフスカヤ 様

コメントありがとうございます。

嫌な上司でも、鍛え上げてもらえたのなら、何がしかのプラスがあったということで感謝しておきましょう(ポジティブシンキングです)。

私は、このあとの上司は、自分に指示を出さないくせに、社長に何か言われると、「今日、ちょっと時間あるか?」といつも酒に誘ってきて、すかして聞いてくる上司でした(5回付き合いましたが、さすがにふざけるなと思い、断るようになりました)。

ただ、皆自分のことで精一杯で、部下のことまで手が回らない上司が大半なんじゃないでしょうかね。上司自身が昇進するごとに部下に仕事を下ろしていけば良いのですが、日本には、そういう習慣がありません(大企業の一部では、業務マニュアルが整備されているところもあるようですが)。

今の世の中、特に中小企業では取締役になっても、まだ、担当者がやるような仕事まで自分で抱えて、「休日も出勤して大変だったよ~」なんて言っている始末。

会社が変わっていかないのなら、自分が独立するなり、有望資格でも取得して開業して、人のために働き、自分に返ってくる仕事をするのも、一つの人生だと思います。そこで成功するれば、それはそれで会社を辞めたことは正解になりますからね。

道は、人それぞれ、お互い、がんばりましょう!

投稿: トシ(ブログ作成者) | 2009年5月26日 (火) 09時15分

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